面接に落ちる理由|準備の問題と相性の問題を分けて考える

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転職の面接に落ちる理由は、準備の問題と相性の問題の2つに分かれます。一次・二次・最終で見られているものの違い、準備の5つの見直し、準備をしても通らないときに疑う相性の問題を解説します。

面接に落ちる理由。「準備の問題」と「相性の問題」の2つに分けた図

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01切り分け

面接に落ちる理由は、2つに分かれる

面接に落ちると、自分の受け答えのどこが悪かったのかを探しがちです。 ただ、落ちる理由は受け答えだけではありません。大きく2つに分かれます。

どういう状態か

準備の問題
伝えるべきことが、面接で伝わっていない
相性の問題
伝わったうえで、「うちの仕事とは合わない」と判断されている

よくある出方

準備の問題
一次面接で落ちやすい
相性の問題
二次・最終まで進んでから落ちやすい

直せるか

準備の問題
準備で直せる(3章)
相性の問題
準備では直らない。応募先の選び方を見直す(4章)

相性の問題で落ちたのに、準備が足りなかったと思い込むと、練習を重ねても結果が変わりません。 まず、自分がどちらに当たりそうかを考えてから読み進めてください。

02段階別

一次・二次・最終で、見られているものは違う

転職の面接では、段階が進むごとに面接官が変わり、見られているものも変わります。 会社によって違いはありますが、よくある形は次のとおりです。

一次面接

面接官
人事の担当者
見られているもの
社会人としての基本、転職理由と志望動機の筋
落ちやすい理由
転職理由と志望動機が食い違う。質問とずれた答え

二次面接

面接官
現場の責任者
見られているもの
仕事の進め方、スキルと経験が業務に合うか
落ちやすい理由
強みを具体的に話せない。進め方が現場と合わない

最終面接

面接官
役員・社長
見られているもの
入社の意欲、会社の方向性と本人の考えが合うか
落ちやすい理由
その会社を選んだ理由が浅い。働き方の考えが合わない

二次・最終に進むほど、「できるか」より「合うか」が見られるようになります。 後ろの段階で落ちるときほど、相性の問題を疑ってください。

03準備

準備の問題で落ちるとき|5つの見直し

① 転職理由と志望動機が食い違っている

辞める理由と、その会社を選んだ理由が一本の線でつながっていないと、面接官は引っかかります。「何が合わなくて辞めるのか」と「この会社なら何が合うのか」を、同じ言葉で話せるようにします。

② 強みを、具体的な場面で話せない

「コミュニケーションが得意です」だけでは、判断材料になりません。こういう置かれ方だと力が出る、実際に◯◯のときがそうだった、という順で話します。 強みの見つけ方は仕事の強みの見つけ方にまとめています。

③ 応募先の仕事を、調べきれていない

事業の中身だけでなく、入ったあとにどういう進め方で働くのかまで調べておくと、答えが具体的になります。

④ 答えが長い、または質問とずれる

聞かれたことに先に答え、理由と具体例をあとから足す順にすると、ずれにくくなります。

⑤ 逆質問が浅い

調べれば分かることを聞くと、関心が薄いと受け取られます。入社後の仕事の進め方や、評価のされ方を聞くと、自分が合うかを確かめる材料にもなります。

04相性

相性の問題で落ちるとき|準備をしても通らない人の共通点

準備を重ねても二次・最終で落ちるときは、その会社の仕事が求める進め方と、自分の進め方が違うことがあります。

決めたことを、決めたとおりに進める

自分の力が出る進め方
状況に合わせて進め方を変える
面接で起きること
柔軟さを話すほど「決めごとを守れるか」を心配される

まず動いて、走りながら直す

自分の力が出る進め方
材料をそろえてから決める
面接で起きること
慎重さを話すほど「遅い」と受け取られる

チームで同じ方向に進む

自分の力が出る進め方
ひとりで深く考える
面接で起きること
専門性を話すほど「周りと合わせられるか」を心配される

これは力不足ではなく、向きの違いです。 自分の強みを正直に話すほど「うちとは違う」と伝わるので、面接の練習では直りません。 直すべきは話し方ではなく、次の応募先の選び方のほうです。

タイプ同士の相性の考え方は仕事の相性ランキングに書いています。

05境目

ひとりで振り返るときにできること・できないこと

◯ひとりでできること

聞かれた質問と自分の答えを書き出す。転職理由と志望動機の筋を整える。答え方の練習をする。

✕ひとりではできないこと

落ちた理由が準備なのか相性なのかを見分ける。自分の進め方が、どういう職場と合わないのかを知る。

だから、落ちた理由のうち相性の部分は、ひとりでは見えにくいのです。次の章で、ひとりで振り返るとずれやすい理由を3つに分けて説明します。

06注意

ひとりで振り返ると、ずれやすい3つの理由

① 不採用の理由は、教えてもらえないことが多い

理由が分からないので、自分の中で思い当たることを理由にしてしまいます。 いちばん記憶に残っている失敗が、本当の理由とは限りません。

② 全部を、準備不足のせいにしてしまう

真面目な人ほど、落ちた原因を自分の準備に求めます。 その結果、相性の問題にまで練習で対処しようとして、疲れてしまいます。

③ 自分の進め方が、どういう職場と合わないのか分からない

自分にとって当たり前の進め方は、特徴として見えません。どの職場と合いにくいのかは、人と比べて初めて分かります。

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07補い方

相性を確かめるには、外の物差しを使う

面接練習(知人・エージェント)

補えること
答え方や話の長さ。準備の問題
届かないこと
あなたの職場での進め方までは分からない

エージェントに振り返りを聞く

補えること
企業から返ってきた評価(返ってくる場合)
届かないこと
返ってこないことも多い。扱っている求人の中での話になりやすい

診断で確かめる

補えること
自分の進め方と、力が出る置かれ方
届かないこと
答えるのは本人なので、答え方が偏れば結果も偏る

準備の問題は、練習で直せます。相性の問題を避けるには、自分の進め方を先に知っておくことが近道です。

そもそも書類選考で落ちている場合は、書類選考が通らない理由から読んでください。

08診断

ジョブタイプ64で、自分の進め方と合う職場を確かめる

ジョブタイプ64は、72問すべてを職場の場面で書き、実際にどう動くかを聞く診断です。 進め方の4軸と動機の2軸で64タイプに分け、どういう置かれ方で力が出るかを出します。

① 不採用の理由が分からない

ジョブタイプ64の作り
落ちた理由を探すのではなく、先に自分の進め方を知っておける

② 全部を準備不足のせいにする

ジョブタイプ64の作り
6軸それぞれの数値で出すので、向きの違いとして読める

③ どの職場と合わないか分からない

ジョブタイプ64の作り
職場の場面での動き方から、力が出る進め方と、合いにくい置かれ方が分かる

答えるのは本人なので、理想の自分で答えれば結果も理想に寄ります。直近3か月の実際の行動で答えてください。

無料で分かること

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タイプ
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強み
あなたの強みのひとつ
相性
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09Q&A

よくある質問

面接に落ちた理由は、聞いてもいいですか?
エージェント経由なら、担当者に聞いてもらうことはできます。ただ、企業から理由が返ってこないことも多くあります。返ってきた場合は、準備の問題か相性の問題かを分けて受け取ると、次に活かしやすくなります。
何社落ちたら、やり方を見直すべきですか?
決まった数はありませんが、同じ段階で続けて落ちているなら見直しどきです。一次で落ちるなら準備を、二次や最終で落ちるなら応募先との相性を先に疑ってください。
最終面接で落ちるのはなぜですか?
最終面接では、入社の意欲や、会社の方向性と本人の考えが合うかが見られることが多くあります。準備で伝えきれていない場合もありますが、働き方の考えが合わないと判断されている場合は、準備では直りません。
面接で緊張して、うまく話せません
緊張そのものより、話の順番が決まっていないことが原因のことがあります。聞かれたことに先に答え、理由と具体例をあとから足す順番を決めておくと、緊張していても話がずれにくくなります。
落ちたあと、気持ちを切り替えられません
落ちたことが、あなたの力が足りない証拠とは限りません。準備で直せる部分は直し、相性の部分は「合わない職場に入らずに済んだ」と受け取ってください。次の応募先を選ぶ基準を持っておくと、同じ落ち方を繰り返さずに済みます。

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