自己分析ツールおすすめの選び方|無料で使える主なツールと注意点

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自己分析ツールは、何が分かるかで性格・強み・興味と価値観・能力・仕事の進め方の5つに分かれます。無料で使える主なツールと目的別の選び方、ツールの結果をひとりで読むと偏る理由と、その補い方を解説します。

自己分析ツールの選び方。性格・強み・興味と価値観・能力・仕事の進め方の5つを並べ、何が分かるかで選ぶことを示した図

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01定義

自己分析ツールとは?何が分かるか

自己分析ツールとは、質問に答えるだけで、自分の性格や強み、興味や価値観を言葉にしてくれる診断のことです。 ひとりで経験を振り返るより早く、自分では思いつかなかった言葉で自分を説明してくれるのが強みです。

ただし、ツールによって測っているものがまったく違います。 同じ人が受けても、ツールが違えば別の答えが返ってきます。 どれかが間違っているのではなく、そもそも別のことを聞いているからです。

ツールを使わない自己分析の進め方は、転職の自己分析のやり方にまとめています。

02種類

自己分析ツールの種類|何が分かるかで5つに分ける

性格

分かること
どういう人か。人との関わり方のくせ
向いている目的
自分を言葉にしたい・自己紹介に使いたい

強み

分かること
得意なことと、それが出る場面
向いている目的
自己PRや応募書類の材料がほしい

興味・価値観

分かること
何に惹かれるか。仕事で何を大事にしたいか
向いている目的
何を軸に仕事を選ぶか決めたい

能力

分かること
問題を解かせて測る、処理の速さや正確さ
向いている目的
得意な考え方の種類を知りたい

仕事の進め方

分かること
職場でどう動き、何のために働くか
向いている目的
次の仕事や動き方を決めたい

よく紹介されるツールには、性格・強み・適職を測るものが多くあります。 同じ種類のツールを何本受けても、見えてくる面は近いものになります。 別の面を見たいなら、違う種類のツールを混ぜるほうが得るものが多いです。

03一覧

無料で使える主な自己分析ツール

公的な機関のものと、よく名前の挙がるものを並べます。

職業興味検査・価値観検査
(job tag(厚生労働省))

分かること
職業への興味の特徴と、仕事でいま重要視していること。結果から近い職業を探せる
種類
興味・価値観
受け方
Webで受けられる

職業適性テスト(Gテスト)
(job tag(厚生労働省))

分かること
問題を素早く正確に解く力。ベーシックとアドバンスの全6種
種類
能力
受け方
Webで受けられる

興味診断・スキルチェック・価値観診断
(マイジョブ・カード(厚生労働省))

分かること
職業への興味(ホランドの6つのタイプ)、得意なことや強み、働く上で大切にしたい価値観
種類
興味・強み・価値観
受け方
Webで受けられる

16Personalities
(NERIS Analytics Limited)

分かること
性格のタイプと、その傾向
種類
性格
受け方
無料

グッドポイント診断
(リクナビNEXT)

分かること
18種類の強みのうち、あなたに当てはまる5つ
種類
強み
受け方
約30分。会員登録が必要
※ 2026年9月28日に各運営元の公式ページ・公式資料で確認した内容です。仕様は変わることがあるので、受ける前に各ページで確かめてください

職種を選ぶための適職診断は主な適職診断の一覧に、能力を測る公的な検査は職業適性検査とはにまとめています。

04選び方

目的別・自己分析ツールの選び方

転職を考えている

まず受けるもの
仕事の進め方
組み合わせるもの
興味・価値観(何を軸に選ぶか)

いまの仕事を見直したい

まず受けるもの
仕事の進め方
組み合わせるもの
強み(いまの職場で活かせるもの)

応募書類や面接の準備をしたい

まず受けるもの
強み
組み合わせるもの
仕事の進め方(強みが出る場面の根拠)

就活中

まず受けるもの
興味・価値観
組み合わせるもの
性格・強み

どの目的でも、2種類を組み合わせるのがおすすめです。 1種類だけだと、その結果が当たっているかどうかを確かめる手がかりがありません。

適職診断に絞って選びたい場合は、無料の適職診断の選び方が参考になります。

05境目

自己分析ツールで分かること・分からないこと

◯ツールで分かること

自分の傾向を表す言葉。自分では思いつかなかった強みの候補。興味や価値観の偏り。

✕ツールだけでは分からないこと

その結果が、いまの自分の仕事でどう出ているか。結果のどこが当たっていて、どこが外れているか。複数の結果から、結局どうすればいいか。

分からないことは、どれも結果を読んで判断する部分です。 そして、その判断をするのは自分です。

だから、ツールの結果も、ひとりで読むと偏ります。次の章で、どう偏るのかを3つに分けて説明します。

06注意

ツールの結果をひとりで読むと偏る3つの理由

① 当たっているところだけを拾ってしまう

結果を読むと、「当たっている」と感じた部分が強く残ります。 外れていると感じた部分は、たいてい読み飛ばされます。残るのは、もともと自分がそう思っていた自分です。

② 複数のツールの結果がばらばらで、決められない

性格のツールと強みのツールで、違う言葉が返ってくることはよくあります。 測っているものが違うので当然ですが、ひとりで読むとどれを信じればいいか分からなくなります。

③ 性格の説明を、仕事の言葉に置き換えられない

性格のツールは、仕事に限らない場面で答えを出します。 「慎重な性格」と出ても、それが職場でどういう動き方になるのかは、ひとりでは置き換えにくいところです。

仕事の場面で答えるツールを、72問で1つ混ぜる

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07補い方

仕事の場面で測るツールを、1つ混ぜる

3つの偏りを減らすには、性格や強みのツールとは別の物差しを1つ入れることです。 いちばん補い合いやすいのは、仕事の場面で答えるツールです。

設問の場面

性格・強みのツール
日常全般
仕事の場面で測るツール
締切・決裁・引き継ぎなど職場の場面

出てくる言葉

性格・強みのツール
人としての傾向
仕事の場面で測るツール
職場での動き方

つなげやすいもの

性格・強みのツール
自己紹介・自己PR
仕事の場面で測るツール
次の仕事・動き方・職種

2つの結果を並べて、重なっている部分は確かな自分の特徴として使えます。 ずれている部分は、「日常と職場で出方が違う自分」として読むと、どちらかを捨てずに済みます。

08診断

ジョブタイプ64で、仕事の進め方と向き不向きを確かめる

ジョブタイプ64は、72問すべてを職場の場面で書き、実際にどう動くかを聞く診断です。 進め方の4軸と動機の2軸で64タイプに分け、160職種と照らして、向いている順に並べます。

① 当たっているところだけ拾う

ジョブタイプ64の作り
6軸それぞれの数値で出すので、強い側も弱い側も同じように見える

② 結果がばらばらで決められない

ジョブタイプ64の作り
性格ではなく職場での動き方を測るので、ほかのツールと重ならずに並べられる

③ 仕事の言葉に置き換えられない

ジョブタイプ64の作り
はじめから仕事の場面で答え、160職種と照らした結果まで返す

答えるのは本人なので、理想の自分で答えれば結果も理想に寄ります。直近3か月の実際の行動で答えてください。

無料で分かること

無料で分かること

タイプ
64タイプのどれに当たるか
強み
あなたの強みのひとつ
向いている職種
2位と3位
仕事偏差値
総合と、最も高い1分野
これからの動き方
転職・副業・スキルアップのどれに向いているかの順位
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あなたはどのタイプか、
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09Q&A

よくある質問

自己分析ツールは、いくつ使えばいいですか?
種類の違うものを2つ組み合わせるのがおすすめです。同じ種類のツールを何本受けても、見えてくる面は近いものになります。性格や強みのツールに、仕事の場面で測るツールを1つ混ぜると、重ならずに補い合えます。
無料のツールと有料のツールは、何が違いますか?
多くの場合、測っているものより、結果として渡される量が違います。無料のツールでも、公的な機関のものや、設問数の多いものは十分に使えます。まずは無料で、何が分かるかを確かめてから考えるので構いません。
ツールによって、結果がまったく違います
測っているものが違うので、自然なことです。どちらかを捨てるのではなく、重なっている部分を確かな特徴として使い、ずれている部分は「場面によって出方が違う自分」として読んでください。
登録なしで使えるツールはありますか?
厚生労働省の job tag やマイジョブ・カードの自己診断は、Webで受けられます。登録の要否は仕様が変わることもあるので、受ける前に各ページで確かめてください。
就活と転職で、選び方は変わりますか?
変わります。就活は興味や価値観から入って、性格や強みで言葉を増やすのが進めやすい順番です。転職は、これまでの仕事の経験があるぶん、仕事の場面で測るツールから入ると、次の仕事や動き方につなげやすくなります。

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