転職エージェントとは?仕組み・使い方と、登録する前に決めておくこと
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転職エージェントは、担当者が求人の提案から面接の調整、条件の交渉まで手伝う転職のサービスです。無料で使える仕組みと登録から内定までの流れ、選び方、登録する前に決めておくことを解説します。

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転職エージェントとは?転職サイトとの違い
転職エージェントとは、担当者があなたの希望や経験を聞いたうえで求人を提案し、応募から入社までを手伝う転職のサービスです。自分で求人を探して応募する転職サイトとは、進め方が違います。
求人の探し方
- 転職サイト
- 自分で検索して選ぶ
- 転職エージェント
- 担当者が希望に合わせて提案する
応募書類・面接
- 転職サイト
- 自分で準備する
- 転職エージェント
- 添削や面接の練習を手伝ってもらえる
日程・条件の調整
- 転職サイト
- 自分で企業とやりとりする
- 転職エージェント
- 担当者が企業との間に入る
進めるペース
- 転職サイト
- 自分で決められる
- 転職エージェント
- 担当者と相談しながら進む
| 転職サイト | 転職エージェント | |
|---|---|---|
| 求人の探し方 | 自分で検索して選ぶ | 担当者が希望に合わせて提案する |
| 応募書類・面接 | 自分で準備する | 添削や面接の練習を手伝ってもらえる |
| 日程・条件の調整 | 自分で企業とやりとりする | 担当者が企業との間に入る |
| 進めるペース | 自分で決められる | 担当者と相談しながら進む |
どちらが良いということではありません。自分で決めたい人は転職サイト、手伝ってほしい人はエージェントが向いています。 両方を使う人も多くいます。
転職エージェントが無料で使える仕組み
転職エージェントの多くは、国の許可を受けた「有料職業紹介事業者」です。 職業安定法では、有料職業紹介事業者について次のように決められています。
「有料職業紹介事業者は、前項の規定にかかわらず、求職者からは手数料を徴収してはならない。 ただし、手数料を求職者から徴収することが当該求職者の利益のために必要であると認められるときとして 厚生労働省令で定めるときは、同項各号に掲げる場合に限り、手数料を徴収することができる。」
職業安定法 第32条の3 第2項(e-Gov 法令検索)
つまり、求職者から手数料を取ることは原則として禁じられています。 そのぶん、エージェントは紹介した人を採用した企業から手数料を受け取る仕組みが一般的です。 ただし、条文のとおり例外もあるので、登録するときに利用規約を確かめておくと安心です。
この仕組みから分かることが1つあります。エージェントにとっての成果は、扱っている求人に、あなたが決まることです。これは悪いことではありませんが、 提案を読むときに覚えておくと役に立ちます。
転職エージェントの使い方|登録から内定までの流れ
- 1
登録する
Webで経歴や希望を入力します。ここで書いた内容をもとに、担当者が決まります。
- 2
担当者と面談する
オンラインや電話で、これまでの経験と希望を話します。転職の時期や条件もここで伝えます。
- 3
求人の提案を受ける
面談の内容をもとに、担当者から求人が提案されます。気になったものに応募します。
- 4
応募・面接
応募書類の添削や面接の練習、企業との日程調整を手伝ってもらえます。
- 5
内定・条件の調整
年収や入社日などの条件を、担当者が企業との間に入って調整します。
いちばん大事なのは2つ目の面談です。 ここで話した内容が、そのあと提案される求人のすべてを決めます。
転職エージェントの選び方
総合型と特化型
扱う求人
- 総合型
- 業界・職種を問わず幅広い
- 特化型
- 特定の業界・職種・年代などに絞っている
向いている人
- 総合型
- まだ方向が決まっていない人
- 特化型
- 行きたい業界や職種が決まっている人
気をつけること
- 総合型
- 担当者によって詳しい分野が違う
- 特化型
- その分野の外の求人は出てこない
| 総合型 | 特化型 | |
|---|---|---|
| 扱う求人 | 業界・職種を問わず幅広い | 特定の業界・職種・年代などに絞っている |
| 向いている人 | まだ方向が決まっていない人 | 行きたい業界や職種が決まっている人 |
| 気をつけること | 担当者によって詳しい分野が違う | その分野の外の求人は出てこない |
方向がまだ決まっていないなら総合型から、決まっているなら特化型も合わせて使うと、 提案の幅と深さの両方を取れます。
担当者との相性を見る
同じエージェントでも、担当者によって提案の仕方は変わります。こちらの話を最後まで聞いてくれるか、希望と違う求人を勧めるときに理由を説明してくれるかを見てください。合わないと感じたら、担当者を変えてもらうこともできます。
転職エージェントに頼れること・頼れないこと
◯エージェントに頼れること
扱っている求人の提案。応募書類の添削と面接の練習。企業との日程調整と条件の交渉。転職市場の動きの情報。
✕エージェントに頼りきれないこと
扱っていない求人。転職しないという選択肢。あなたがどういう置かれ方で力が出るかの見立て(担当者の経験に左右される)。
頼りきれないことは、どれもあなた自身が持っておくべき判断の軸です。 エージェントの提案は、エージェントが扱っている求人の中から、面談で聞いた話をもとに出てきます。
だから、自分の軸がないまま登録すると、提案に振り回されやすくなります。次の章で、その理由を3つに分けて説明します。
自分の軸がないまま登録すると振り回される3つの理由
① 提案された求人の良し悪しを、自分で判断できない
何が自分に合うかの基準がないと、提案された求人はどれも良く見えるか、どれも違って見えます。 結局、年収や社名など分かりやすい条件だけで選ぶことになります。
② 急かされると、決めてしまう
選考には期限があります。基準がないまま期限が迫ると、迷いを残したまま決めることになりやすくなります。
③ 担当者の得意な分野に寄る
担当者にも詳しい業界と、そうでない業界があります。 こちらに軸がないと、提案は担当者の得意な分野に寄っていきます。
登録する前に、自分の向き不向きを72問で確かめる
無料で診断する→登録する前に、自分の軸を決めておく
登録する前に、次の3つを言葉にしておくと、面談で話すことが決まり、提案を自分で選べるようになります。
- 1
力が出る条件
「決めてよい範囲が広い」「締切を自分で引ける」のように、どういう置かれ方だと成果が出るか。
- 2
譲れない条件
これが無いと続かない、というもの。消耗した仕事の共通点から出します。
- 3
伝える職種の候補
いまの職種だけでなく、向いていそうな職種を2〜3つ。担当者の提案の幅が広がります。
そもそも転職するかどうかで迷っている場合は、転職診断の種類と使い方で、転職・副業・スキルアップを並べて比べる見方を書いています。 1つ目と2つ目の条件の出し方は転職の自己分析のやり方に、3つ目の候補の探し方は自分に向いてる仕事の見つけ方にまとめています。
ただ、この3つをひとりで決めると、自分に都合のいい方へ寄りやすくなります。 特に3つ目の職種の候補は、知っている仕事の中からしか出てきません。 外の物差しを1つ入れておくと、登録してからの提案をずっと読みやすくなります。
ジョブタイプ64で、登録する前に向き不向きを確かめる
ジョブタイプ64は、72問すべてを職場の場面で書き、実際にどう動くかを聞く診断です。 求人は扱っていません。そのぶん、どの求人にも寄らない物差しで、あなたの進め方と向き不向きを出します。
力が出る条件
- ジョブタイプ64で分かること
- 6軸の結果から、どういう置かれ方で力が出るか
譲れない条件
- ジョブタイプ64で分かること
- 何のために働くか(動機)が、64タイプの後ろ2文字として出る
伝える職種の候補
- ジョブタイプ64で分かること
- 160職種と照らした、向いている職種の順位
| 登録する前に決めておくこと | ジョブタイプ64で分かること |
|---|---|
| 力が出る条件 | 6軸の結果から、どういう置かれ方で力が出るか |
| 譲れない条件 | 何のために働くか(動機)が、64タイプの後ろ2文字として出る |
| 伝える職種の候補 | 160職種と照らした、向いている職種の順位 |
答えるのは本人なので、理想の自分で答えれば結果も理想に寄ります。直近3か月の実際の行動で答えてください。
無料で分かること
無料で分かること
- 向いている職種
- 2位と3位
- タイプ
- 64タイプのどれに当たるか
- これからの動き方
- 転職・副業・スキルアップのどれに向いているかの順位
- 仕事偏差値
- 総合と、最も高い1分野
- 強み
- あなたの強みのひとつ
まずは無料で、自分の向き不向きを確かめてから登録してください。登録もメールアドレスの入力も要りません。
まず無料で、担当者に伝える職種の候補を確かめる
無料で診断する→よくある質問
- 転職エージェントは、何社くらい登録すればいいですか?
- 決まった数はありません。方向がまだ決まっていないなら総合型を1〜2社、行きたい分野が決まっているなら特化型を合わせて使うと、提案の幅と深さの両方を取れます。登録を増やしすぎると連絡の対応が大変になるので、面談してみて合うところに絞るのがおすすめです。
- 転職エージェントを使わないほうがいい人はいますか?
- 自分のペースで求人を探して決めたい人や、行きたい会社がすでに決まっている人は、転職サイトや直接の応募のほうが進めやすいことがあります。どちらが正しいということではなく、手伝ってほしいことがあるかどうかで選んでください。
- 本当に無料ですか?
- 職業安定法で、有料職業紹介事業者は原則として求職者から手数料を取ってはならないと決められています(第32条の3第2項)。ただし、厚生労働省令で定める場合の例外もあるので、登録するときに利用規約を確かめておくと安心です。
- 担当者が合わないときは、変えてもらえますか?
- 担当者の変更を受け付けているエージェントは多くあります。話を聞いてもらえない、希望と違う求人ばかり勧められる、と感じたら、遠慮せずに相談してください。
- いまの会社に在籍したままでも使えますか?
- 使えます。在職中に転職活動を進める人も多く、オンラインや電話で面談できるところも多くあります。忙しい時期は、面談の前に自分の軸を決めておくと、やりとりの回数を減らせます。
