自分に向いてる仕事の見つけ方|わからない4つの原因と探し方
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自分に向いてる仕事は、力が出て、続けられて、評価される仕事です。わからない原因を4つに分け、職種名ではなく進め方で探す4つの手順と、ひとりで探すと外れやすい理由、その補い方を解説します。

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自分に向いてる仕事とは?「好きな仕事」「できる仕事」との違い
自分に向いてる仕事とは、無理なく力が出て、続けられて、周りからも評価される仕事のことです。 よく混ざる「好きな仕事」「できる仕事」と並べると、違いが分かります。
好きな仕事
- 決め手
- やっていて楽しいか
- 続くか
- 楽しいうちは続く
- 評価されるか
- 楽しさと評価は別
できる仕事
- 決め手
- 経験やスキルがあるか
- 続くか
- 消耗すると続かない
- 評価されるか
- されやすい
向いてる仕事
- 決め手
- 力が出る置かれ方と合うか
- 続くか
- 続きやすい
- 評価されるか
- されやすい
| 決め手 | 続くか | 評価されるか | |
|---|---|---|---|
| 好きな仕事 | やっていて楽しいか | 楽しいうちは続く | 楽しさと評価は別 |
| できる仕事 | 経験やスキルがあるか | 消耗すると続かない | されやすい |
| 向いてる仕事 | 力が出る置かれ方と合うか | 続きやすい | されやすい |
向いてる仕事は、好きかどうかより、噛み合うかどうかで決まります。 好きな仕事が向いている場合もありますが、同じものとは限りません。
「できる仕事」を能力の面から調べたい場合は、職業適性検査とはで公的な検査の種類と受け方を書いています。
自分に向いてる仕事がわからない4つの原因
① 知っている仕事の数が少ない
向いている仕事は、知っている仕事の中からしか選べません。 働いたことのある業界や、身近な人の仕事以外は、そもそも候補に上がってこないことがほとんどです。
② 「好き」と「向いてる」を混ぜている
好きなことを探そうとして止まっている場合、探しているのは向いてる仕事ではなく、やりたい仕事です。 やりたいことが出てこずに困っているなら、転職で何がしたいか分からないときの進め方が近道です。
③ 職種名で探している
「営業は向いていない」「事務なら合いそう」と職種名で考えると、外れやすくなります。同じ職種名でも、中身の進め方は仕事によってかなり違うからです。これは次の章で詳しく書きます。
④ いまの職場の評価だけで判断している
いまの職場で評価されていないと、何にも向いていない気がしてきます。 ただ、評価はその職場の基準で決まります。別の置かれ方なら力が出ることもよくあります。 いまの仕事が合わない理由を切り分けたい場合は、向いてない仕事の特徴を先に読んでください。
向いてるかどうかは「職種名」ではなく「進め方」で決まる
ジョブタイプ64は160職種のそれぞれに、どういう進め方の人が力を出しやすいかを設定しています。 そのデータを分野ごとに並べると、15分野のうち14分野で、同じ分野の中でも職種によって求められる進め方が分かれました。
例:営業の11職種
構造型
- どういう人か
- 手順を決めてから着手する人です。段取りが先にあるので、引き受けた仕事が予定どおりに終わります。
- この進め方を求める営業の職種
- 5職種
探索型
- どういう人か
- 状況に合わせて進め方を変えられる人です。決まっていない状態でも前に進めるので、動き出しが止まりません。
- この進め方を求める営業の職種
- 5職種
同じ「営業」でも、構造型の人が力を出せる職種と、探索型の人が力を出せる職種が、ほぼ同じ数だけあります。 「営業は向いていない」と感じたことがあっても、合わなかったのは営業そのものではなく、 その職種の進め方だったのかもしれません。
向いている仕事を探すときは、職種名ではなく「どういう進め方を求められるか」で比べると外れにくくなります。 分野ごとの違いは、分野のページで確かめられます。
自分に向いてる仕事の見つけ方|4つの手順
- 1
力が出る条件と、消耗する条件を書き出す
うまくいった仕事と、やり終えてどっと疲れた仕事を3つずつ選び、置かれ方の違いを書き出します。「決めてよい範囲が広い」「締切を自分で引ける」のような条件の形にします。
- 2
知らない仕事まで広く並べる
働いたことのある業界だけで考えず、分野の一覧から候補を出します。名前しか知らない仕事も、いったん並べてください。
- 3
条件と照らし合わせて絞る
並べた仕事が、どういう進め方を求めるかを調べ、手順1の条件と照らします。合う条件が多く、消耗する条件が少ないものが残ります。
- 4
いきなり転職せず、小さく試す
社内の異動、担当替えの相談、副業など、辞めずに試せる形から始めます。試してみて初めて分かることが、たいてい一番大きい情報です。
手順1の書き出し方は、転職の自己分析のやり方で詳しく書いています。
いちばん難しいのは手順3です。 知らない仕事がどういう進め方を求めるのかは、調べても分かりにくいうえに、 自分の条件と合っているかを判定するのも自分です。
ひとりで探すときにできること・できないこと
◯ひとりでできること
自分の経験を思い出して、力が出る条件と消耗する条件を書き出す。知っている仕事の中から候補を出す。試せる形を考える。
✕ひとりではできないこと
知らない仕事まで候補に入れる。自分の進め方を、人と比べてどうなのか確かめる。並べた仕事と自分の条件が本当に合うかを、外から判定する。
できないことは、どれも自分の外にある情報と、自分を比べる部分です。 持っている情報が自分の経験だけだと、比べる相手がいません。
だから、ひとりで探すと外れやすくなります。次の章で、どう外れるのかを3つに分けて説明します。
ひとりで探すと外れやすい3つの理由
① 知っている仕事の中からしか選べない
ジョブタイプ64が照らしている職種だけでも160あります。 働いたことのある仕事と、身近な人の仕事を合わせても、その一部です。本当に向いている仕事が、知らない側にあることは珍しくありません。
② 自分の進め方を、外から見られない
自分にとって当たり前の進め方は、当たり前すぎて特徴だと気づけません。 手順を先に決めるのか、探りながら進めるのか。自分がどちら寄りかは、人と比べて初めて分かります。
③ いまの職場の評価に引っぱられる
いまの職場で評価されていることは向いていて、評価されていないことは向いていない、と考えがちです。 ただ、その評価はいまの職場の基準です。別の職場では、評価が逆になる進め方もあります。
知らない仕事まで、72問で照らし合わせる
無料で診断する→知らない仕事まで照らし合わせるには、外の物差しを使う
自分の外の情報と照らす方法は、主に3つあります。 それぞれ、照らせる範囲と届かないことがあります。
転職エージェントに相談する
- 照らせる範囲
- 担当者が知っている業界と、扱っている求人
- 届かないこと
- 扱っている求人の中から勧められやすい。担当者によって詳しい分野が違う
求人サイトで探す
- 照らせる範囲
- いま募集が出ている仕事
- 届かないこと
- 探す言葉を自分で決めるので、知らない仕事にはたどり着きにくい
診断で照らし合わせる
- 照らせる範囲
- 診断が持っている職種のデータすべて
- 届かないこと
- 答えるのは本人なので、答え方が偏れば結果も偏る
| 方法 | 照らせる範囲 | 届かないこと |
|---|---|---|
| 転職エージェントに相談する | 担当者が知っている業界と、扱っている求人 | 扱っている求人の中から勧められやすい。担当者によって詳しい分野が違う |
| 求人サイトで探す | いま募集が出ている仕事 | 探す言葉を自分で決めるので、知らない仕事にはたどり着きにくい |
| 診断で照らし合わせる | 診断が持っている職種のデータすべて | 答えるのは本人なので、答え方が偏れば結果も偏る |
相談も求人サイトも大切ですが、どちらもいま募集がある仕事が中心になります。 募集の有無と関係なく、自分の進め方と職種をまとめて照らせるのは診断です。
転職エージェントの仕組みと、登録する前に決めておくことは転職エージェントとはにまとめています。
ジョブタイプ64で、160職種と照らし合わせる
ジョブタイプ64は、ひとりで探すと外れやすい3つに、それぞれ次のように備えています。
① 知っている仕事しか選べない
- ジョブタイプ64の作り
- 160職種と総当たりで照らし、近い順に並べる。求人と紐づけていないので、いま募集が無い仕事も候補に出る
② 進め方を外から見られない
- ジョブタイプ64の作り
- 72問すべてを職場の場面で書き、実際にどう動くかを聞く。6軸で64タイプのどこにいるかを出す
③ いまの職場の評価
- ジョブタイプ64の作り
- いまの職場の評価ではなく、場面ごとの振る舞いを聞く
| 外れやすい理由 | ジョブタイプ64の作り |
|---|---|
| ① 知っている仕事しか選べない | 160職種と総当たりで照らし、近い順に並べる。求人と紐づけていないので、いま募集が無い仕事も候補に出る |
| ② 進め方を外から見られない | 72問すべてを職場の場面で書き、実際にどう動くかを聞く。6軸で64タイプのどこにいるかを出す |
| ③ いまの職場の評価 | いまの職場の評価ではなく、場面ごとの振る舞いを聞く |
診断も万能ではない
診断でも、答えるのは本人です。理想の自分で答えれば、結果も理想に寄ります。直近3か月の実際の行動で答えてください。 出てきた職種は、手順4のように小さく試して確かめるのがいちばん確実です。 結果の読み方は適職診断の結果の使い方に書いています。
無料で分かること
診断そのものは無料です。答え終わると、その場で次のことが分かります。
無料で分かること
- 向いている職種
- 2位と3位
- タイプ
- 64タイプのどれに当たるか
- 仕事偏差値
- 総合と、最も高い1分野
- 強み
- あなたの強みのひとつ
- これからの動き方
- 転職・副業・スキルアップのどれに向いているかの順位
まずは無料で、自分がどのタイプで、どの仕事が近いのかを確かめてください。登録もメールアドレスの入力も要りません。
まず無料で、向いている仕事の2位と3位を確かめる
無料で診断する→よくある質問
- 好きなことを仕事にしたほうがいいですか?
- 好きなことが向いている仕事と重なれば理想的ですが、同じとは限りません。好きかどうかより、その仕事が求める進め方と自分の進め方が噛み合うかを先に見ると、長く続けやすくなります。
- 向いてる仕事と、やりたい仕事はどちらを優先すればいいですか?
- 迷うなら、向いてる仕事を先に見ることをおすすめします。力が出る仕事は評価されやすく、評価されると任される範囲が広がり、やりたいことに近づきやすくなります。やりたいことが出てこない場合は、無理に決めなくてかまいません。
- 20代と30代で、探し方は変わりますか?
- 手順は同じです。20代は候補を広げることに、30代はいまの経験と重なる部分を見つけることに重点を置くと進めやすくなります。30代は職種を変えずに、役回りや進め方の違う仕事へ移る選択肢もあります。
- いまの仕事が向いていない気がします。すぐ転職すべきですか?
- すぐに決める必要はありません。仕事そのものが合わないのか、任され方が合わないのかで打つ手が変わります。まずは切り分けてから、社内の異動や担当替えなど、辞めずに試せる形から考えてください。
- 適職診断の結果は、どこまで信じていいですか?
- 結果は答えではなく、候補を広げて絞るための材料として使ってください。診断も答えるのは本人なので、直近3か月の実際の行動で答えることが大切です。出てきた職種は、小さく試して確かめるのがいちばん確実です。
- 職種がたくさんありすぎて、調べきれません
- 職種名から調べるより、分野から見るほうが早く進みます。ジョブタイプ64では15の分野ごとに、共通して求められる進め方と、職種によって分かれる進め方をまとめています。
