人事に向いている人の特徴

人事に向いている人。12職種を6軸で採点し、共通する軸と分かれる軸を示したグラフ

会社にとって人をどう集め、どう育て、どう定着させるかを扱う分野です。採用や労務のような日々の実務から、評価制度そのものの設計まで幅があります。

相手は人ですが、成果として残るのは仕組みのほうです。

このページで分かること

  • 人事の仕事に共通して求められる、進め方の特徴
  • 同じ人事でも、職種によって求められるものが反対になる軸
  • 人事で力が出る場面と、合いにくい進め方

人事分野の12職種を、仕事の進め方を測る6つの軸 (思考様式・関与対象・進行様式・産出様式・何のために働くか・どこに帰属したいか) で採点し、共通点と違いを集計したものです。

人事に求められる進め方(6軸)

片側に大きく寄っている軸ほど、この分野で共通して要るものです。 真ん中で割れている軸は、職種によって反対になります。

思考様式

直観型40%60%分析型

関与対象

対物型8%92%対人型

進行様式

探索型9%91%構造型

産出様式

改善型55%45%創出型

何のために働くか

安定志向63%38%上昇志向

どこに帰属したいか

組織志向91%9%個人志向
この分野の職種のうち、どちらの進め方を求めるものが何%あるかです。 どちらかが優れているという意味ではありません。 片側に寄っている軸ほど、この分野に入るなら必要になります。

こういう人が人事に向いています

12職種のうち7割以上が同じ側を求める軸だけを挙げています。

対人型関与対象92%の職種が求める

人を通して成果を出す人です。誰が何を気にしているかを読み取れるので、関係者が多いほど力が出ます。

構造型進行様式91%の職種が求める

手順を決めてから着手する人です。段取りが先にあるので、引き受けた仕事が予定どおりに終わります。

組織志向どこに帰属したいか91%の職種が求める

場が保たれていることを重視する人です。全体が回るように動けるので、まわりの成果まで底上げされます。

人事で力が出る場面

当てはまるものが多いほど、この分野と噛み合いやすくなります。全部当てはまる必要はありません。

  • 部署をまたぐ調整や合意形成
  • 期日と品質の両方が問われる仕事
  • チームで成果を出す仕事

逆に、負荷になりやすい進め方

向いていないという意味ではありません。同じ分野でも置かれ方が変われば噛み合いますが、 この進め方の人はどこで消耗しやすいかを先に知っておくと選びやすくなります。

対物型

どこで負荷になるか
1人で黙々と進める期間が続くと、手応えを感じにくくなります。定期的に人と話す予定を仕事の中に入れてください。

探索型

どこで負荷になるか
前提が途中で変わる案件では、組み直しに時間を取られます。決める順番を「変わりにくいものから」にすると崩れません。

無料・登録不要・15分

あなたはどのタイプか、
72問で分かります

64タイプのどれに当たるかを判定し、向いている職種まで出します

無料で診断する

メールアドレスの登録は不要です

同じ人事でも、ここで分かれる

分野が同じでも、職種によって求められる進め方が反対になる軸があります。 自分がどちら側かで、同じ人事の中でも選ぶ職種が変わります

産出様式で分かれる

創出型5職種

無いところから形にする人です。0から1を作る場面で、他の人が止まるところを越えられます。

人事企画、タレントアクイジション、DEIスペシャリスト、オンボーディングデザイナー、研修・人材開発

改善型6職種

あるものを磨いて成果にする人です。壊れかけた運用や形骸化した制度を、静かに立て直せます。

リテンションスペシャリスト、ピープルアナリスト、組織開発ファシリテーター、コーポレートコーチ、人事労務(実務)、キャリアアドバイザー

思考様式で分かれる

分析型6職種

判断の前に根拠をそろえる人です。数字・前例・条件を並べてから結論に入るので、出した答えが後から覆りにくくなります。

人事企画、リテンションスペシャリスト、タレントアクイジション、ピープルアナリスト、オンボーディングデザイナー、人事労務(実務)

直観型4職種

材料がそろうのを待たずに、その場の情報で方向を決められる人です。動きながら精度を上げていくので、立ち上がりが速くなります。

組織開発ファシリテーター、DEIスペシャリスト、コーポレートコーチ、キャリアアドバイザー

何のために働くかで分かれる

上昇志向3職種

上を取りにいく人です。到達点が上がるほど力が出るので、伸びしろのある場所ほど成果が出ます。

タレントアクイジション、採用担当、キャリアアドバイザー

安定志向5職種

積み上がることに意味を見出す人です。同じ場所で長く続けるほど、他の人に真似できない厚みが出ます。

人事企画、リテンションスペシャリスト、オンボーディングデザイナー、人事労務(実務)、研修・人材開発

この特徴の人に向く、人事12職種

ここまでの集計に使った職種です。上で「分かれる」とした軸は、 職種によって求められる側が反対になります。

人事企画専門職

どんな仕事か
評価制度や給与テーブルそのものを設計する。個別面談ではなく、会社の仕組みを作る

リテンションスペシャリスト専門職

どんな仕事か
社員が辞めない仕組みを作る。うまくいくほど何も起きないので成果が見えにくい

タレントアクイジション専門職

どんな仕事か
採用を戦略から設計する。どんな組織にしたいかから逆算して誰をいつ採るかを決める

ピープルアナリスト専門職

どんな仕事か
人事データから離職や活躍の兆候を予測する。勘ではなく数字で人を見る

組織開発ファシリテーター専門職

どんな仕事か
対立した部署や機能しないチームを立て直す。言いにくいことを言える場を作る

DEIスペシャリスト専門職

どんな仕事か
多様性を理念ではなく制度に落とす。採用基準や評価制度に具体的に組み込む

オンボーディングデザイナー専門職

どんな仕事か
新しく入った人の最初の90日を設計する。早期離職を防ぐのが役割

コーポレートコーチ専門職

どんな仕事か
経営者や役員の相談相手。答えを教えず、対話で本人が答えにたどり着くのを助ける

採用担当主要職種

どんな仕事か
求人を出し、面接を組み、内定まで運ぶ。候補者と現場の間に立つ

人事労務(実務)主要職種

どんな仕事か
入退社の手続き、就業規則の運用、社員からの相談対応を回す

研修・人材開発主要職種

どんな仕事か
社員が育つ仕組みを作る。研修の設計から効果測定までを担当する

キャリアアドバイザー主要職種

どんな仕事か
転職希望者の相談に乗り、求人を紹介する。人材紹介会社の中核職種
無料で仕事タイプを診断する→