経営に向いている人の特徴

経営に向いている人。6職種を6軸で採点し、共通する軸と分かれる軸を示したグラフ

会社が次にどこへ向かうかを決め、そのために外部と手を組む分野です。新しい事業を立ち上げる、他社と組む、投資家に説明する、といった仕事が入ります。

前例のない判断を、限られた材料で下すことが多くなります。

このページで分かること

  • 経営の仕事に共通して求められる、進め方の特徴
  • 同じ経営でも、職種によって求められるものが反対になる軸
  • 経営で力が出る場面と、合いにくい進め方

経営分野の6職種を、仕事の進め方を測る6つの軸 (思考様式・関与対象・進行様式・産出様式・何のために働くか・どこに帰属したいか) で採点し、共通点と違いを集計したものです。

経営に求められる進め方(6軸)

片側に大きく寄っている軸ほど、この分野で共通して要るものです。 真ん中で割れている軸は、職種によって反対になります。

思考様式

直観型50%50%分析型

関与対象

対物型0%100%対人型

進行様式

探索型67%33%構造型

産出様式

改善型17%83%創出型

何のために働くか

安定志向0%100%上昇志向

どこに帰属したいか

組織志向67%33%個人志向
この分野の職種のうち、どちらの進め方を求めるものが何%あるかです。 どちらかが優れているという意味ではありません。 片側に寄っている軸ほど、この分野に入るなら必要になります。

こういう人が経営に向いています

6職種のうち7割以上が同じ側を求める軸だけを挙げています。

対人型関与対象100%の職種が求める

人を通して成果を出す人です。誰が何を気にしているかを読み取れるので、関係者が多いほど力が出ます。

上昇志向何のために働くか100%の職種が求める

上を取りにいく人です。到達点が上がるほど力が出るので、伸びしろのある場所ほど成果が出ます。

創出型産出様式83%の職種が求める

無いところから形にする人です。0から1を作る場面で、他の人が止まるところを越えられます。

経営で力が出る場面

当てはまるものが多いほど、この分野と噛み合いやすくなります。全部当てはまる必要はありません。

  • 部署をまたぐ調整や合意形成
  • 成果連動の評価制度
  • 新規の企画・立ち上げ

逆に、負荷になりやすい進め方

向いていないという意味ではありません。同じ分野でも置かれ方が変われば噛み合いますが、 この進め方の人はどこで消耗しやすいかを先に知っておくと選びやすくなります。

対物型

どこで負荷になるか
1人で黙々と進める期間が続くと、手応えを感じにくくなります。定期的に人と話す予定を仕事の中に入れてください。

安定志向

どこで負荷になるか
上がり方が見えない場所では、力が急に落ちます。次の段が示されない職場は、能力の問題ではなく相性の問題です。

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同じ経営でも、ここで分かれる

分野が同じでも、職種によって求められる進め方が反対になる軸があります。 自分がどちら側かで、同じ経営の中でも選ぶ職種が変わります

思考様式で分かれる

分析型3職種

判断の前に根拠をそろえる人です。数字・前例・条件を並べてから結論に入るので、出した答えが後から覆りにくくなります。

M&Aインテグレーション、IR担当、経営企画

直観型3職種

材料がそろうのを待たずに、その場の情報で方向を決められる人です。動きながら精度を上げていくので、立ち上がりが速くなります。

新規事業開発、パブリックアフェアーズ、パートナーアライアンス

進行様式で分かれる

構造型2職種

手順を決めてから着手する人です。段取りが先にあるので、引き受けた仕事が予定どおりに終わります。

IR担当、経営企画

探索型4職種

状況に合わせて進め方を変えられる人です。決まっていない状態でも前に進めるので、動き出しが止まりません。

M&Aインテグレーション、新規事業開発、パブリックアフェアーズ、パートナーアライアンス

どこに帰属したいかで分かれる

個人志向2職種

自分の名前で立つ人です。誰がやったかがはっきりする仕事のほうが、力を出し切れます。

新規事業開発、パートナーアライアンス

組織志向4職種

場が保たれていることを重視する人です。全体が回るように動けるので、まわりの成果まで底上げされます。

M&Aインテグレーション、IR担当、パブリックアフェアーズ、経営企画

この特徴の人に向く、経営6職種

ここまでの集計に使った職種です。上で「分かれる」とした軸は、 職種によって求められる側が反対になります。

M&Aインテグレーション専門職

どんな仕事か
買収した会社を自社と統合する。制度もシステムも文化も違う2社を1つにする

新規事業開発専門職

どんな仕事か
何もないところから稼げる形を作る。撤退の判断も仕事のうち

IR担当専門職

どんな仕事か
投資家や株主に会社を説明する。なぜ投資すべきかを数字で語る

パブリックアフェアーズ専門職

どんな仕事か
行政や業界団体と会社をつなぐ。ルールが不利なとき規制そのものを変えにいく

パートナーアライアンス専門職

どんな仕事か
他社と組む。共同でサービスを出したり販売を任せたりする提携を作る

経営企画主要職種

どんな仕事か
全社の方針と中期計画を作り、各部門に落とす。数字と言葉の両方を扱う
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